カバーレディ紹介
12月号カバーレディー紹介
現在京都嵯峨芸術大学の一回生で、古い日本画の表現方法や技法を研究
している梅垣さん。今月号の表紙の屏風絵は、その一環として彼女が製作した
もの。好きだという江戸時代の絵師・酒井抱一の作品を模写したものだが、
丁寧に描き込まれた葉っぱ一枚一枚、葉脈の一本一本に、彼女の繊細さが
見て取れる。熱意を持ってこれほどの大作に取り組む理由の一つは、古美術品
などを修復する仕事に就きたい、という目標があるから。
「幼ころから、祖母に連れられてよくお寺に行ってたからか、古い日本のものが
好きで、その美しさを後世の人にも残していく仕事がしたいと思ったんです」
何と、表紙の屏風絵は、模写しただけでなく、屏風そのものの製作から
たずさわったという。彼女から、屏風の構造や作り方を聞き、その手間ひまがかかる
ことにも驚嘆したが、何より、夢への本気度合いを感じた。
この先、彼女が修復したものを目にして感動した誰かが、同じ仕事を目指すと
いうことになれば、浪漫があってとても素敵だと思う (堅)
撮影協力:高槻市 万徳寺