カバーレディ紹介
2012年2月号カバーレディー紹介
七年前の実姉に続いて、本誌の表紙を飾ってくれた望さんは、
奈良県の葛城山のふもとにある真宗寺院のお嬢さん。
同じ真宗のお寺といっても、東西の本願寺ではなく、西本願寺の
南隣の興正寺をご本山とする興正派に属している。
今回モデルに応募された動機は、元気をなくしたおばあさんに、
愛読している『御堂さん』をもう一度読んでもらい、元気をとり
戻して欲しいからだという。
大好きな母方のおばあさんは、一昨年と昨年に、二度の骨折を経験。
一度目の入院の時は、長年読み続けている『御堂さん』を
ベットの脇に置いていたそうだ。趣味の俳句を詠み、意欲的に
リハビリをして歩けるように。ところが、二度目の骨折では、
ショックが大きいのか、『御堂さん』を読む元気さえわいてこなくなった。
すでに、望さんの願いが通じたのか、登場の知らせを受けて、おばあさん
は回復に向かっているのだとか。この表紙に元気づけられる人が
いることがうれしい。(佐)
撮影協力・大阪ターミナルビル㈱(大阪市北区)
2012年1月号カバーレディー紹介
プロのモデルになって半年が過ぎた麻喜さん。
それまではツメをきれいに装飾するネイリストの資格を取得し、
美容師の実母と一緒に仕事をしていたそうだ。それが心機一転、
モデルとしては遅咲きの24歳でプロデビュー。
「ポーズをとったり、満面の笑顔やシリアスな表情など、写真集
や映画を見ながら、家でも鏡とにらめっこをしながら勉強中です」
きれいなドレスを着たり、普段とは違うメイクをしてもらったり、今は
すべてが楽しくてしょうがないらしく、モデルとしてできることなら
何でも挑戦したいそうだ。
家ではパソコンに向かって動画を編集したり、テレビゲームもお気に入り。
お酒も大好きだが、今まで泥酔したことも記憶をなくしたことも、ないらしい。
休みの日には、ゲームをしながら失敗すると並べたテキーラを1杯ずつ飲んで
いくこともあるそうだ。
明るい性格が随所に表れ、見てるこっちも元気をもらえる。(佐)
撮影協力:大仙公園日本庭園 Tel:072-247-3670
12月号カバーレディー紹介
現在京都嵯峨芸術大学の一回生で、古い日本画の表現方法や技法を研究
している梅垣さん。今月号の表紙の屏風絵は、その一環として彼女が製作した
もの。好きだという江戸時代の絵師・酒井抱一の作品を模写したものだが、
丁寧に描き込まれた葉っぱ一枚一枚、葉脈の一本一本に、彼女の繊細さが
見て取れる。熱意を持ってこれほどの大作に取り組む理由の一つは、古美術品
などを修復する仕事に就きたい、という目標があるから。
「幼ころから、祖母に連れられてよくお寺に行ってたからか、古い日本のものが
好きで、その美しさを後世の人にも残していく仕事がしたいと思ったんです」
何と、表紙の屏風絵は、模写しただけでなく、屏風そのものの製作から
たずさわったという。彼女から、屏風の構造や作り方を聞き、その手間ひまがかかる
ことにも驚嘆したが、何より、夢への本気度合いを感じた。
この先、彼女が修復したものを目にして感動した誰かが、同じ仕事を目指すと
いうことになれば、浪漫があってとても素敵だと思う (堅)
撮影協力:高槻市 万徳寺
11月号カバーレディー紹介
葵さんは、大阪にあるお寺のお嬢さん。普段は、家事を手伝いながら、着物の着付けや、
茶道、華道などのお稽古ごとの通っている。子どものころからピアノを習い、中学や高校では
吹奏楽部でフルートを演奏。口調や雰囲気もおしとやかで、第一印象は、典型的なお嬢さま。
ところが、意外と好奇心おう盛で行動派なのだ。この夏も、東北のボランティアに誘われて、単独で参加。
宮城県の東松島や石巻で道路脇の溝やお墓の掃除を手伝ってきた。
「掃除をしてトラックにゴミが山積みに入れられても、全体を見まわすと、ほとんど変化がありませんでした」
なかなかきれいにならない光景に、復興の大変さを実感したそうだ。
ボランティアは大学のときのBBSサークルがきっかけ。それまで、自分のことで精いっぱいだったのが、
もう少し視野を広げたくなったそうだ。
東北のボランティアのときに勧められた突然の表紙モデルも、いい経験になったかな。(佐)
撮影協力:河内ワイン(大阪府羽曳野市)Tel:0729-56-0181
10月のカバーレディー紹介
バイオリンを始めたのは十歳。昨年卒業した大阪教育大学大学院の
修士論文では、バイオリンの音には演奏者そのものが表れる、ということを
論じたとのこと。
卒業後も、音楽教室の講師を務めながら日々練習に励み、
演奏会に出演し続けている。
「気付いたらバイオリンのことばかりを考えている」という一途な志津佳さんだが、
5年前、演奏をあきらめねばならないほどの大病を患った。
しかし、バイオリンへの強い思いが支えとなり、演奏できるまでに回復。
「病を経たことで以前よりは、人の心に響く音が出せるようになった気がします」
大きな苦難を乗り越えたからか、演奏前でも舞台上でも、緊張しすぎることは
なくなったという。
その秘訣を尋ねると、「人以上に努力してきたという思いがあるから、
あとは出し切るだけだと思えるんです」との答え。
その真っすぐに澄んだ瞳は、こちらの心を見通すようで、思わず姿勢を正した。(堅)
撮影協力:重要文化財・旧杉山家住宅(大阪府富田林市)Tel:0721-23-6117
9月のカバーレディー紹介
兵庫県西宮市にある武庫川女子大学の3回生。
国家試験合格が必要とされる「管理栄養士」の資格を習得
するため、食物栄養学科で学んでいる。
大学へは、大阪の祖父母宅から通う。実家も同じ大阪だが、
高校3年生の時に、塾に通いに、より便利な祖父母宅へ1人
身を寄せた。以来、現在までその状態が続いているというわけだ。
その祖父母宅に届く『御堂さん』を、毎月手に取るうちに、
「自分も表紙を飾ってみたい」と思うようになり、自ら応募したという。
「実は祖父母には内緒にしているんです。驚かしたくて。気付いて
くれるか心配ですけど」その場に立ち会って、驚く顔を見てみたい。
楽しそうな祖父母との暮らしだが、目下の悩みは門限。
「遅いと寝ずに待っていたりするから、仕方なく早めに帰ります」
たまに、祖父母にも振る舞う得意料理はオムライス。たぶん、
栄養学の知識うぃ生かしたやさしい味なんだと思う。 (堅)
撮影協力:オルゴールミュージアム ホール・オブ・ホールズ六甲
(神戸市灘区) Tel:078-891-1284
8月のカバーレディー紹介
雑誌、広告、ファッションショ―でモデルとして活躍する舞子さん。
仕事は洋服が多いそうだが、今回は自前の浴衣で撮影にチャレンジ。
「浴衣や和装は、気持ちもひきしまってとても好きです」
帰宅後や休日には、愛犬のトイプードル・ベリーちゃんとの散歩を楽しむ。
飛び移るときに足をすべらしたり、ドジなところが可愛らしいのだとか。
「じゃれ合っている姿が見たいから、犬をもう一匹飼いたい」とか。
友だちからも、「お嫁に行けないよ」といわれるくらい筋金入りの愛犬家だ。
幼いころから中学校3年生まで住み、今もお父さんや弟夫婦が暮らす台湾には
ちょくちょく旅行をする。日本人学校でできた友人とは今でも絆が深く、つい
最近も、学校の同窓生が集まって、第2の故郷を満喫してきたらしい。
舞子さんの旅の様子と愛犬ベリーを見たい方は、
http://ameblo.jp/wf-maikoh/をのぞいてみては・・・。 (佐)
撮影協力:ならまち格子の家(奈良市)Tel:0742-23-4820
7月のカバーレディー紹介
大阪駅近くの式場で、結婚式のプランニングを手がける里沙さん。
高校卒業後、華やかさにあこがれてブライダルの専門学校に進学したそうだ。
少しずつ仕事にも慣れ、新郎新婦と相談しながら、契約前から長い
期間をかけて式や披露宴を創りあげていく。
「小さな存在であっても、お二人の人生の節目に関われるのは、やりがいに
つながりますね」
趣味の読書でも、好きな作家さんの他に、衣装の変遷や、
生まれてから死ぬまでのお祝い事とか、風習や民俗学の本にも
関心が出てきたという。
今回、表紙を飾るきっかけは、お父さんの定年退職の記念にと、
家族の薦めで応募。ここまで里沙さんを育ててくれたお父さんが
仕事を辞めるにあたり、何か記念のお祝いをしたかったそうだ。
性格の似るお父さんや、家族のみんなが喜んでくれたらうれしいという。
節目を祝うプランニングの仕事が板についてきたのだろうか。 (佐)
撮影協力:株式会社アオキカヌーワークス(大阪府枚方市) tel:072-840-3320
6月のカバーレディー紹介
しっかりした性格が口調に表れている女子大学4回生の知佳さん。
今回の撮影は、演劇部出身でさほど緊張はなかったそうだが、
カメラの前でにっこり微笑むのに時間がかかった。
大学では管理栄養士を目指して勉強中。
「地位も確立されていなくて、周囲からは「給食のおばちゃん」と
みられているんですよ。でも、医療機関には、カルテを読み、栄養剤
を直接胃や腸へ送り込んだりする栄養士さんもいます」
きっかけは、お母さんが栄養士だったことと、亡くなった祖母が、
筋萎縮性側索硬化症(ALS)という筋肉が動かなくなる不治の
病気だった影響が大きい。そのとき、栄養管理が、そのまま延命治療
につながる介護を目の当たりにした。
四回生の今も、何かができたんじゃないかという思いで、毎日、
栄養学に取り組んでいる。
栄養管理士は、料理が得意でない人も多いそうだ。そこは、
料理の上手なお母さんを手本にしてくださいね。 (佐)
撮影協力:パルシェ(兵庫県淡路市尾崎) tel:0799-85-1162
5月のカバーレディー紹介
ハープ演奏者である母親の影響で、「気がつけばやっていた」
というハープ。しかし、大学在学中にアルバイトで始めた服飾関係の
仕事が気に入り、この業界で働きたいと、それまで続けてきたハープを
やめる決意をした。
決断が早く、「やりたい」と思ったことは、すぐに行動に移すという諒子さん。
働きたいと思える会社を即座に探し出すと、社員募集の有無も確認せず、直接
本社に電話した。
少々無謀とも思える就職活動だが、なんと、本人の希望がすんなりとかなえ
られたのである。そして今、大阪市内の百貨店の婦人服売り場で、販売員として
充実した毎日を送っている。
この仕事の魅力は、お客からの「ありがとう」の一言だという。
「話しかけるタイミングが難しいんですけど、目的にあった洋服を一緒に
選んで、よろこんでいただけたとき最高の気分になります。
将来の夢は、自分が気に入った物だけを売る雑貨屋をやりたいとのこと。
思い切りのよさで、その望みも叶えてしまうような気がする(堅)